COLUMN お花の読み物

2022/2/16

お誕生日に贈る
お花の選び方

お花を選ぶ女性

大切な人のお誕生日は、お花のプレゼントを贈る方も多いのではないでしょうか。
でも、お誕生日プレゼントはフォーマルなお祝いとは異なり、いわゆる“定番”がありません。そのため、「何を選べばいいんだろう…」と悩んでしまうこともありますよね。
そこで、そんな時の参考になる、お誕生日に贈るお花の選び方をご紹介します。

 

 

相手の喜ぶ顔を見たいから、相手の状況にも配慮を

お花のギフトというと、生花の花束を思い浮かべるかもしれませんが、他にもアレンジメントや造花など様々な選択肢があります。特に個人に贈る場合は、相手の状況を踏まえたお花選びが大切です。

例えば、一人暮らしで花瓶を持たない人へのプレゼントの場合は、生花を贈ってもその後もてあましてしまうかもしれません。そんな時は、造花を使ったアレンジメントなどが良いでしょう。
逆に、ご自宅に花瓶があり、こまめにお花の手入れを行う人の場合はおうちの中で花開く、つぼみが多めの生花の花束が喜ばれるのではないでしょうか。
 
お花の種類は、相手の好きなお花や色のものを揃えると良いでしょう。
相手の方に喜んでもらい、少しでも長く楽しんでもらうためにも、生花か造花かドライなのか、お花の贈り方にも気を配りたいですね。
 
 
記念日をお祝いする夫婦

 

若い人にはドライも人気、でも年配の方には…

最近は、ドライフラワーも人気があります。
いただきものの生花を自宅でドライに加工して、壁飾りなどにしている方も多いですね。若い年齢の方へのプレゼントならば、ドライフラワーもオシャレで良いかもしれません。インテリアが好きな方などには、特に喜ばれるでしょう。
一方で、年配の方のプレゼントにドライフラワーを選ぶのは避けた方が無難。相手に与える印象の問題なのですが、これからも元気でイキイキと過ごして欲しいという想いを届けるならば、みずみずしく生命力に満ちた生花の方が喜ばれそう。

相手がよほどのドライフラワー好きならば話は別ですが、自分の好みで選ぶのではなく、相手がどう思うかを考えながら選ぶと良いですね。
より長持ちするものを贈りたいというのであれば、ドライフラワーではなくプリザーブドフラワーという選択肢もありますよ。

 

 

飾られたドライフラワーのスワッグ

最近がボックスタイプやスワッグも人気

近年はお花の楽しみ方にも様々な形が登場しています。
例えば、プリザーブドフラワーを箱いっぱいに詰めたフラワーボックスや、ガラスドームやガラスポッドに入れたもの、お花や実を束ねて飾れるようにしたスワッグ(壁飾り)など。

おうちでお花を活ける習慣がない方に贈る場合は、そのまま置くだけで飾ることができるフラワーボックスやガラスドームが、見た目も華やかで喜ばれるかもしれませんね。
ガーデニングが趣味の方には、育てる喜びを感じられる鉢花などもオススメ。

「お花のギフトは花束」と決めつけてしまわず、ぜひいろいろな種類のものを見てください。
たくさんの贈り方があるからこそ、贈る相手にピッタリの、喜んでもらえるお花ギフトが見つかるはずですよ。

 

 

フラワーアレンジメント

迷った時はお花やさんに相談を

しかし、いろいろなギフトを見て比較すると言っても、個人で調べられる範囲では限界があります。
「なかなかしっくりくるものが見つからない…」そんな時はお気軽にお近くのお花屋さんに相談を。
お花のプロであるお花屋さんなら、相手の好きな色やライフスタイルなどのヒントから、ピッタリのお花ギフトを用意してくれるでしょう。
 
特にお花選びはプロにまかせるのがオススメ。
相手の好きな花が決まっている場合は別ですが、「この色が好き」くらいの情報しかない場合は、自分で選ぶのは難しいですよね。例えば、赤1色とっても、よく知られているバラやダリアの他にもいろいろな花があります。

「頼むものがしっかり決まっていないから相談しづらい…」ではなく、「しっかり決まっていないからこそ相談を」。
プロの知識と経験を生かし、贈り先さまが喜ぶギフトを贈りましょう!