COLUMN お花の読み物

2023/1/26

おすすめの“春に植えたいお花”と育て方

リース

春は、寒い冬をようやく乗り越えた芽吹きの季節。
日本人が大好きな桜をはじめ、チューリップやツツジ、バラ、ヒヤシンスなど、ピンクや白、黄色などカラフルな花が次々と咲き誇る様子を見ていると、気持ちもワクワクと高まってきそうです。
また、園芸にもうってつけの季節になるからこそ、「この春からお庭でお花を育ててみようかな」と考えている方もいらっしゃるのでは?
そこで、この記事ではおすすめの春のお花と、その育て方についてご紹介します。

 

 

春のお花の選び方

初めて春のお花を育てる場合は、できるだけ長く咲くものを選ぶのがポイントです。
お花の中には開花時期が短いものもありますが、開花期が短いとどうしても植え替えが必要になってしまいます。初めて育てるなら、病害虫にも強い、できるだけ手をかけずに長く咲き続けるものの方が長く楽しむことができますよ。
 
魅力的で華やかな春のお花はたくさんありますが、なかでもペチュニアやゼラニウム、ベゴニアなどは春から秋にかけて長く咲き続ける品種です。
鉢植えやお庭に植える際の参考にしてくださいね。
 
また、寄せ植えにする場合は、同じくらいの開花時期に揃えることも大切。
せっかく寄せ植えしても、咲く時期がバラバラでは美しさも半減してしまいます。
3月〜5月の間で少しずつ開花時期が異なる苗や株を揃えると、次々にお花が咲いていくので見応えも抜群ですよ。
 
お花には大きく分けて、発芽から枯れるまで1年以内の一年草と、一度枯れたように見えても根が残り2年以上生育する多年草と呼ばれるものがあるので、苗選びの際はその点も考えると良いでしょう。
長く育て続けたい方は、多年草の品種を選んでください。園芸店などで事前に情報を集めてから購入しましょう。
 

 

ペチュニア

 

春におすすめのお花

春はたくさんの植物が一斉に芽吹く季節なので、素敵なお花がたくさんあります。
とは言え、育てやすさは品種によって様々。うっかり難しい品種に手を出してしまうと、お花を育てることやガーデニングに苦手意識ができてしまう可能性があります。
まずは、育てやすい品種からチャレンジしてみるのがオススメです。春のお花で育てやすい品種とその特徴を見てみましょう。
 

● チューリップ

幼稚園などで育てることがあることからもわかる通り、丈夫でビギナーでも育てやすく、春らしさもあるお花です。まっすぐに茎が伸びた姿や、たくさんの色は見応え抜群です。

 

● マリーゴールド

あまり手がかからず、栽培が簡単なお花のひとつ。黄色やオレンジ色のものがあり、寄せ植えに活用しやすいので、ガーデニングでよく利用されています。

 

● ネモフィラ

青い花がかわいらしく、群生して咲いた様子はまるで青いじゅうたんが広がっているよう!水やりの手間があまりかからず、こぼれ種からもしっかりと育るので、お花を咲かせやすいでしょう。

 

などなど。初めて育てる時や、まだあまり自信がない時は、水やりや追肥の手間があまりかからないお花を選ぶと良いでしょう。
難しいお花に挑戦するのは、その後からでも良さそうです。
 

 

テーブルコーディネート

 

春に人気のお花ランキング

次に、BISUIで人気の春のお花ランキングを紹介します。お花を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
 

1位 ラナンキュラス

春に開花する多年草の球根植物です。ラナンキュラスはとても品種が多く、咲き方や形、色がとても豊富です。毎年のように新しい品種が作られているので、どんな点が変わったのか、どんな点が今までと似ているのか、新品種を都度チェックするのも楽しそうですね。

 

2位 アネモネ

春に咲いて夏前に枯れる、多年草の球根植物です。気をつけて管理すれば、何年も植えっぱなしでも丈夫に育つお花です。春になると何度も花を咲かせてくれます。

 

3位 チューリップ

初心者でも育てやすいお花としても紹介したチューリップ。園芸品種の数はなんと5,000を超えると言われており、ピンクや白、紫、赤など色も様々。世界中で愛されています。

 

4位 スイートピー

甘い香りがするやさしい色合いの花で、種類によって一年草と宿年草にわかれます。かわいらしいフォルムから、アレンジメントやブーケなどにもよく用いられています。

 

5位 ミモザ(アカシア)

黄色く小さな花が咲き乱れるミモザは、マメ科アカシア属の総称。ヨーロッパでは春を告げる花として知られており、フランスでは毎年ミモザ祭りが開かれるそうです。

 

 

ラナンキュラス

春のお花の育て方ついて

春はあたたかな季節ですが、暑さを感じる日が続いたかと思えば、寒の戻りで急に寒くなることもあります。
園芸植物の多くは寒い環境を嫌うため、しっかりと暖かくなってから育て始めるのがオススメです。日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。
 
最初の植え付けの際にはたっぷりと水をやり、そのあとは土の表面が乾燥したら水やりする程度でOK。
あまりたくさん水をあげすぎると、根腐れの原因になってしまうので要注意。まとめての水やりにせず、植物ごとの様子を見て水やりを調整しましょう。
土は腐葉土などを使っていれば、特に肥料を加える必要はありません。
 
お花によっては10月〜11月頃に植えて春に咲かせるものもありますが、まずは難しく考えすぎず、春から始められるものにチャレンジしてみましょう!
 

 

テーブルに飾った切り花

BISUIが提供できるサービスの紹介

BISUIでは、お花の苗はもちろん、お客様のご要望に合わせたアレンジメントやプリザーブドフラワーなどをご用意しております。
これからの時期に園芸を始めたいとお考えの方は、オススメのお花のご紹介、育て方の解説などをいたしますのでお気軽にご相談ください。
定番のアレンジメントのご提案はもちろん、贈る相手の好みに合わせたお花のアレンジメントなど、様々なスタイルのお花をお届けすることもできます。
 
また、会員登録していただくことで、オンラインショップでのご利用も可能です。
オンラインショップでは定番のアレンジメントや季節の花束、フラワーセット関連の商品など様々な商品を取り扱っていますので、ぜひ一度ページをご確認くださいね。
 
BISUIはお花のある生活をもっと身近にするために活動しているお花屋さんです。
どんなお花を用意すればよいかご相談にのったり、メッセージカードを付けたり、ご希望の地域までお届けしたりと柔軟に対応しております。
12月のクリスマスフラワーはもちろん、お見舞いの花束や母の日・父の日などのお祝いイベント、ブーケなどブライダル、お誕生日、出産・結婚祝いのギフトフラワー、暮らしを彩る観葉植物まで、お花のメンテナンスの方法など、お花に関することならなんでもお気軽にご相談ください。